日本のセンキョ、静かさに驚き外国人観光客

 

京都府内には昨年、661万人の外国人観光客が訪れ、宿泊客数は過去最高となった。日没後も、繁華街や鴨川沿いはそぞろ歩きを楽しむ人でにぎわう。その横で候補者がマイクを握り、支持者がチラシを配る。選挙カーの叫び声も遠くに聞こえる。

 

寺町商店街のコーヒー店でくつろぐイスラエル人のアブラハム・テトロシュビリさん(55)とエステラ・イランさん(52)夫婦。昼間に街頭演説を聞いた。イランさんは「日本の人たちは選挙中も静か。イスラエルの選挙はもっとうるさい」と笑う。

 

会社経営で主要国の経済動向をこまめにチェックするテトロシュビリさんは、衆院選の争点にも詳しかった。「首相は雇用やGDPを回復させたね」と評価する一方、憲法9条改正の話題には表情を曇らせた。第2次世界大戦中にナチスの弾圧を受けた親族もいる。「かつて日本の軍が力を持ち、ドイツやイタリアと組んでいた悪い時代があっただろう。もし将来、クレイジーな人物が首相になったら…。10年後が気になるよ」

 

日本のセンキョ、静かさに驚き 外国人観光客に聞く : 京都新聞

 

 

♯ まだまだ沢山の意見がある中、世界でも社会の分断が広がっていることには違いないと思う。アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ誕生してからだ。・英国のEU離脱には衝撃を受けた。米国での演説といえば、多くの人が大きな建物に集まり、手を振り候補者の一つ一つの演説で一緒になって叫んでいる印象しか私は浮かばない。日本では聴衆が叫ぶこともないし、落ち着いて聞いている。外国人観光客も同じ思いだろうと私は感じている。