京都の生地、海外への売り込め 欧米ブランドと商談会 

日本貿易振興機構・京都貿易情報センター(ジェトロ京都)は8日、西陣織や京友禅の伝統術を用いた生地(テキスタイル)の輸出展示商談会を、上京区のホテルで開いた。京都を中心としたテキスタイルメーカー20社が、欧米有名ブランド3社の生地買い付け担当に自社製品を紹介した。

 

中小企業の海外販路開拓の支援が目的。ヴァレンティノ、キャロライナ・ヘレナ、メゾンキツネの生地買い付け担当を招いた。

 

金襴や型染め、プリント服地などのメーカーごとに商談ブースが設けられ、担当者が伝統の技術や品質の高さをPR。素材や量産体制などに関する質問にも答えた。

 

キャロライナ・ヘレナのルドウィック・ヘイセマイヤー副社長は「製造過程にも歴史があり、職人の技術にも感動した。この素晴らしさをコレクションで表現したい」と話していた。

 

京都の生地、海外へ売り込め 欧米ブランドと商談会 : 京都新聞

 

 

# テキスタイルとは布地(織物)のことです。それをデザインすることをテキスタイルデザインで、服飾、インテリアにおける織物のデザイン。やはり伝統アパレルと言っても良い技術で、現在、日本伝統産業の波に乗り、海外の企業も早手回しに働きかけている。今年は高級志向で京都の百貨店やホテルが本格化している。欧米企業も富裕層向けに品質の高いコレクションでブランド名引き揚げ行動に出るのだろう。