「冷水出し宇治茶」新定番なるか飲食店で提供スタート

京都府や府内の茶業関連団体でつくる「宇治茶ブランド新展開プロジェクト協議会」が京都市内の飲食店で冷水出しの宇治茶を提供する取り組みを始めた。冷水出しはうま味が強い上に飲みやすく、府は「ウーロン茶のようにドリンクメニューに並べてもらうことで、宇治茶の消費拡大につなげたい」としている。昨年12月、冷水出しの宇治茶シャンパングラスで味わうイベントを京都市内で開いたところ、約1800人が来場し、好評だったことから飲食店でのメニュー化を目指して企画した。

 

取り組みに協力したのはレストランやカフェ、居酒屋など11店舗で、ほぼ全店で抹茶原料のてん茶と煎茶、玉露を提供している。店舗によっては、飲み比べが可能なセットや煎茶の焼酎割りを販売している。今回は試験販売の位置付け。同協議会は宇治茶の売り上げや消費者の反応、従業員による作業の手間を検証し、課題を整理した上で、11店舗以外にも販売を呼び掛けていく。

 

府の統計では抹茶ブームで2016年のてん茶の生産量は07年比2.4倍に伸び、玉露も1割増えたが、煎茶は4割減るなど差がある。生産農家はほぼ半減し、1千戸を割りこんでいることから、需要開拓が大きな課題になっている。

 

府農産課は「冷水出しに親しんでもらうことで宇治茶の魅力を知ってもらい、消費量と生産量の向上につなげたい」としている。協力店舗は同協議会のフェイスブック宇治茶茶茶!」に掲載している。

冷水出し宇治茶、京都の新定番に 飲食店で提供スタート : 京都新聞

 

 

 

# 京都で宇治茶スタンプラリー、JR西日本の豪華寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)ラウンジで、玉露提供されている。話題になっている。訪日外国人観光客が日本を訪れ、日本人よりも興味を持った影響もあるだろう。私も冷水出しを家で楽しんでいる1人です。シャンパングラスに冷茶を入れて、雰囲気を変え楽しんで飲んでいます。色々器を変えるのも楽しいものです。ペットボトルで今や、福寿園伊右衛門」、生茶綾鷹、濃いお茶、玄米茶など気軽に楽しめます。まずは器を変えて一度試していただきたい。「宇治茶」販路拡大へ海外で情報発信の宇治茶ブームの追い風に。京都観光の促進のためにもだ。