パリコレ衣装生んだ技を見よ 京都・丹後ちりめん

京都府北部の「丹後ちりめん回廊」の日本遺産認定を記念した「丹後が伝える『技』と『魅力』展」が1日から京都市下京区の京都高島屋で始まる。丹後産生地を使いフランスのパリコレで披露された。衣装展示や職人の実演、着物、小物の販売など多彩な催しを企画し,

海外展開と国内需要の喚起に挑む丹後織物の世界を紹介する。

 

記念展ではパリコレのドレス5点を飾り、丹後ちりめんの着物や帯などを並べる。洋装のネクタイやスカーフなども展示販売し、丹後織の幅広さを知ってもらう。藤糸のより合わせ、螺鈿箔(らせんはく)作りなどの実演で技術の高さをアピールする。

丹後織物のパリコレドレス見て 京都で企画展、職人の実演も : 京都新聞

 

 

# 和装需要低迷で厳しい状況が続く中、織鈿な丹後織物は海外での評価が高い事。思い切った最後の企画に挑戦し丹後織物で作ったドレスを発表した。これが高い評価を受け、人気となり、評判になる。クリエイターの努力が伺える。これから大切な事は、後継者確保と技術継承に力を入れてもらいたい。私も京都新聞デジタル版でパリコレの丹後ちりめん素材で作った服を見た事に感動される思いで一杯になった。螺鈿を必要したジャケットはパリ・オートクチュール・コレクションに相応しい服だ。丹後の業者の高い技術に基づいた努力の証だろう。