経験詰めて、使い勝手よい茶箱 〜京都の編集者が企画展

 京都の出版社で長年日本文化や茶道に関わってきた編集者が、経験を基に使い勝手のよい茶箱を企画し、18日から京都市下京区のギャラリーで「茶箱の小宇宙kyoto
 2017」展を開く。伝統的な桐(きり)と現代的な神代杉の茶箱に、焼き物や漆器木工芸などの現代作家が手がけた茶道具を収め、「お茶をやっていない人にも楽しんで
もらいたい」と提案する。企画したのは、フリー編集者、福井洋子さん(52)。



 私が感心したのは、桐箱に有職採色、京唐紙を張って彩った、経験がなければ出来ない発想。ここが驚きのアイディア、中に収める茶盤や棗(なつめ)などの道具類だ。

 ブラウンハウスでも着物、和装を活かして、茶巾(ちゃきん)、帛紗(ふくさ)、古帛紗(こぶくさ)、小茶巾(こぢやきん)などの製作すれば、ワンランク上のブラウンハウスに進めるだろう。

 (今年5月にフランス、パリで6月にドイツ、ケルンで展覧会を開催。好評だった)


 外国人観光客に人気の高い京都、これから東京オリンピックに向け、ますます、外国人観光客ラッシュは急上昇していく、これに向け、ブラウンハウスも前進して行きたいと思っています。