私が26歳ですべての医者を「クビ」にした理由

 シリコンバレー在住の起業家、エンジェル投資家、ロビン.ファーマンミアンは、自らがクローン病という難病を抱えながら「医療テクノロジーの進化は、患者を力づける」と提唱し、一昨年、著者「The Patient as CEO」(患者こそが最高責任者)を米国にて上梓し、話題となった。16歳の時に自己免疫性疾患と誤診されて、43回入退院を繰り返し、6回も手術を受け、1つならず臓器を摘出され10代ながらも、セカンドピニオンどころか、10人ち近くの医師を訪れ、意見を聞きました。
 しかし、誰も「ロビン、手術は待とう。君は若いし、新しい治療技術が出てくるかもしれない」とは言ってくれませんでした。

私が26歳ですべての医者を「クビ」にした理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

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 私自身、急性心筋梗塞を2度起こし、2度目で完全に心筋が100%機能していない。入院中も救命病棟からは約10日間出られず、やっと11日目から普通病室に移る事が出来た。その後も通院が続き、いつになったら通院しなくて済むのか、落ち込んだことか、2度目の心筋梗塞で、私を手術していただいた医師は考えが進歩的で、この医師に出会っていなかったらどうなっていたかと思う。この出会いで1ヵ月に1度の検診と薬で現在は安定している。ロビンさんも43回の入退院を繰り返し、現在の自分があるのだろう。しかし、私と違い著者を上梓し、患者としての生活を豊かにしてほしいと思っている。私の人生にとっても大きな違いです。