世界で最も「過密」な刑務所、1位はハイチ 収容率454%
米司法統計局によると、全米の刑務所の収容者数は約220万人に上る。人口10万人当たり、481人が収容されている計算だ。この統計からみれば、国内の多くの刑務所で過密問題が深刻化していることは、ほぼ驚くに値しない。2014年末の時点で、18州が100%を超える収容率を報告している。
一方、英ロンドン大学バークベック校の犯罪政策研究所(ICPR)によれば、、米国の刑務所制度の下で運営されている刑事施設の収容率は現在、世界で113番目に高い103.9 %となっている。
米国よりずっと深刻な状況に置かれることになるのは、ハイチで逮捕され、収監された全ての収容者たちだ。ハイチの刑事施設の収容率は、世界で最も高い454%極度の過密状態は、収容者の栄養不良や病気の蔓延につながっている。
また、ハイチの刑務所では、1居室辺り80~100人が収容されているが、その多くには未決囚も含まれている。国連はこうした状況にういて、「収容者の基本的権利が恒常的に侵害されている」として、同国を非難している。
フィリピンでも、刑務所の状況はハイチとほぼ同等だ。ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が麻薬撲滅のためび「戦争」を開始して以来、状況は急激に悪化。収容率は436%に上っている。米ABCニュースによると、ケソン市にある収容限度が262人の刑務所には3000人以上が収容されている。
# 本当に平和な世界へと取り組んでいるのか?犯罪者だけではない。紛争や情勢の悪化、核問題など私は平和だといえないと思う。アメリカドラマではないが、刑務所に掘り込んで、後は無視、死人がでない限り見ないふり。こんな状態だと想像できる。世界で最も深刻な国(収容率)、トップ10です。
1位、ハイチ/454.4%
2位、フィリピン/436.0%
3位、エルサルバドル/348.2%
4位、ザンビア/303.0%
6位、ウガンダ/293.2%
7位、スーダン/255.3%
8位、ボリビア/253.9%
9位、コモロ/246.7%
10位、ベナン共和国/240.0%
ハイチは国民の80%が貧困状態に置かれている問題、もっとも大切なのは、子どもたちに教育を受けられることから始まる。