信じてはダメ!食べ物を5つの「うわさ」

(Forbes JAPAN)

食生活に関して読んだり聞いたりすることを、全て信じてはいけない。

ここでは、口にする前に知っておきたい、食べ物に関する間違ったうわさを5つ紹介する。

 

  1. 炭水化物は最高のエネルギー源?

 

昔から、運動する前やエネルギーを上げる必要がある鬨は炭水化物をとるべきだと言われてきた。しかし、これは古い「迷信だ」だ。

精白パンや精白小麦粉、穀物類、パスタなどの炭水化物は従来、最高のエネルギー減だと考えられてきた。だが新たな研究から、健康的な脂質の方がより楽で効果的にエネルギーを作り出せ、体に良いことが分かっている。

 

健康的な脂質を含む食品はアボカドや木の実、種子、サーモン、健康な食用油(オリーブオイルやココナッツオイル、中鎖脂肪酸油など)がある。

健康的な脂質は脳の力を向上させる上で最高の食べ物だということも分かっている。

 

  1. 減量にはカロリーカットが最も重要?

 

現在、健康やフィットネスの専内家の間では、毎日食べる脂質、タンパク質、炭水化物の総グラム量を数える「マクロ管理法」が盛んに議論されている。

体が最適に機能するには、特定のビタミンやミネラルが必要となる。脂質や炭水化物、タンパク質の量を計算する代わりに、こうした重要な微量栄養素(ビタミンA.B、カリウム、鉄分、マグネシウム、塩分など)を十分に摂取しよう。

 

  1. 有機食品の方が絶対に良い?

 

加工食品の売り文句を信じるのはやめよう。包装に「無脂肪」や「グルテンフリー」と書いてある場合は砂糖が多めに入っていることがほとんどだ。

ラベルに「有機食品」と書かれているからといって、それが健康的な食品であるとは限らない。

食料品を買うときは、加工ができるだけ少ないものを買うようにしよう。

 

  1. ○○ダイエットせすれば痩せる?

 

どんなダイエット法が今月の健康雑誌の表紙を飾ったとしても、減量、リバウンド予防にフラッシュダイエット(毎日のカロリー摂取量を極端に減らるダイエット)が良くないのは明らかだ。減量に近道はない。

 

  1. 健康でいるためにも最も重要なのは食生活?

 

食生活と運動は、健康を雑特し、病気を予防するためには欠かせない要素だ。

しかし、この2つがそろっても、必ず健康になるとは限らない。

心理学者のスーザン・ピンカーは、人気を博した自身のTEDトークで、食生活と運動は健康に大きな影響を与えるものの、寿命に最も影響する要素ではないと話した。

長寿を達成するには一体何が必要なのか?ピンカーの研究では、人と密接な関わりを持ち、社会的な交流をすることが食生活よりも強力な効果を発揮すると示された。

 

#.忙しく仕事をして、疲れて帰宅したら今日は健康的な食事をしようなど、余裕があるわけない、しかし、家族のいる人ならばそれなりの食事を取ることができるだろう、人のライフスタイルによって違いがでてくる。健康的な食生活は大事だと思うが疲れているが、そこをがんばって外に出て、仲の良い友人との絆を深めるためにも一緒に食事をする事を私はオススメしたい。

自分が持つつながりを大切に思うことで食事がほんとうにおいしく食べられている。

これこそが健康的な食事だと思う。