京都観、朝に脚光、人混み、渋滞なく快適

10/31(京都新聞

京都観光は社寺や史跡を巡り、その近辺で買い物を楽しむのが定番だが、時間帯は昼間が中心だ。しかし、近年は訪日外国人の増加が相まって、「渋滞でうざい」「どこに行っても人混みばかり」との不満も募る。そこで人の往来が少なく、ゆったり参観できる朝の観光に脚光が当たっている。

 

午前8時、人影の少ない二条城で、朝から観光客でにぎわう建物がある。京都の豪商・角倉了以旧宅から移した茶室「香雲亭」。世界遺産の石垣や内堀、庭園を眺めつつ、朝がゆを味わう「朝観光」の企画が今夏、初めて催されている。

 

#過去にはなかった企画、2014年頃から外国人観光客で、ゆっくり観賞できなくなっているのは私も経験しているので、朝観光は、昼に集中する観光客の分散化する見事な企画だ。特集サイトを開いて見てみると、軌道に乗りつつあることがよく分かる。朝の澄んだ空気、庭園を眺めながら美味しい朝がゆを味わう日本人とって最高な時間を過ごせるだろう。予約で満席が続いている中、企画次第で訪日外国人の方々にも優雅な時間を体験してもらいたいと私は願っています。