おしゃべりは女性より男性? 女性の発言力向上目指す人々

チャイナ・コリンズ、「ザ・ホワイ・ファイター」シニア・プロデューサー「仕事を始めたばかりのころ、頭の中に考えが浮かんでも、それを口に出す自信がなかったのを覚えている」とメンデルソン氏は話す。。

「そうしたら、ほかの誰かが私の頭の中にあったポイントを発言している。たいていは男性。それで私は自分自身に腹を立てたものだ」フェイスブックの欧州・中東・アフリカ地域担当バイス・プレジデントの、ハイテク業界で最も力のある英国女性とされている。

メンデルソン氏は数百人のチームを率いており、話は「オープンで簡潔、明確に」すると話す。しかし、女性は今でも職場でコミュニケーション面での大きな問題に直面しているという。

「女性は邪魔されたり、上から言葉を被せて遮られたりすることが多い。実は女性が離せないような状況にしている要素が、職場で起きているんじゃないかと思う」とメンダルソン氏はBBC番組「ザ・ホワイ・ファイター」で語った。

メンデルソン氏が挙げた事例は、言語研究によって裏付けされている。一般的に男性より女性の方がよく話すと信じられているにもかかわらず、ほとんどの「対話時間」を占領しているのは実のところ男性だということが、複数の研究で一貫して示唆されているのだ。

会議の出席者に女性の方が多くても、それは変わらない。書籍『The Silent Sex(静かなる性別)』によると、調査では、女性が6割を占める集団の中でさえ、男性は女性をしゃべり負かすことが分かった。女性が男性と同じぐらい話したのは、女性4人に対して男性1人という比率になった時だけだった。

ニュージーランドのビクトリア大学ウェリントン言語学を教えるジャネット・ホームズ教授の分析によると、平均すると、公開の会議の場で投げかけられた質問の4分の3が男性からのものだったという。観客に占める男性の割合は3分の2だけだったにもかかわらずだ。

観客の男女数が同じだったときは、男性からの質問は3分の2近くを占めた。

ハイテク部門での業績評価に関する米国の研究では、女性は男性と比べ、性格や態度について、ずっと否定的なフィードバックを受けやすいことが分かった。

「偉そう」や「不快」、「キーキーうるさい」、「攻撃的」といった言葉が女性に対し繰り返し使われたが、男性にはなかった。

おしゃべりは女性より男性? 女性の発言力向上目指す人々 - BBCニュース

 

 

# 私は思うが、年齢によって変化があると思うが、それは経験であると考える。労働条件が違う事で、発言も異なるからだ。女性の発言を増やすには、企業のトップ主導による施策が必要だ。しかしながら大卒の男性より、大卒女性が多く、これからの未来は企業が不足問題に深刻になる事を考えなければならない時代だと考えるべきだ。