「生活費が高い都市」世界一は? 東京・大阪も上位
今年の「世界で最も生活費がかかる都市」は、シンガポールであることが分かった。英エコノミスト誌の調査部門、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)毎年発している報告書によると、シンガポールはここ4年間にわたって「トップ」を維持している。
EIUは食料品から公共料金、住居費まで160のカテゴリーに含まれる商品とサービス、5万品目の価格、料金を比較した結果をまとめ、順位を割り出している。
シンガポールの労働者はおよそ3分の1が外国人だ。その割合を引き下げるため、政府は、外国人労働者の受け入れを制限し始めている。だが、それでもシンガポールは依然として、外国人労働者の間では「住みたい都市」として、高く評価されている。今後もこの国での生活費は高水準のまま推移することになるだろう。
国名 都市名
2位、香港 、香港
3位、スイス 、チューリッヒ
4位、日本 、東京
5位、日本 、大阪
6位、韓国 、ソウル
7位、スイス 、ジュネーブ
7位、フランス 、パリ
9位、アメリカ 、ニューヨーク
今回の調査で特に生活費の高さが目立ったのは、大半がアジアの都市だ。特に日本と韓国は相変わらず都市の生活が高くなっている。両国がシンガポールや香港と異なるのは、物価は主に国内要因によって高水準にとどまっているという点だ。
アジアでは今後も、ビジネスチャンスが生みだされ、同時に生活の質も向上していくだろう。国内総生産(GDP)の成長に伴い、この地域で暮らす人たちの生活環境がさらに改善していくとともに、外国人労働者は一層増加し、生活費も上昇していくと考えられる。
「生活費が高い都市」、世界一はシンガポール 東京・大阪も上位 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
# シンガポール同様に日本も外国一流企業があり日本も一流企業、この差が、生活費の高さが目立っているのだろう。しかし、現実は生活費ギリギリで生活している人々が大半だと私は考える。必要なスキルを持った人材プールがないと判断した各国の企業なのだ。現在のミレニアム世代は、一流大学卒ばかりだ。
現在はいかに特殊なスキルを身につけるかが、この順位に表れている。この差が高額になるのだ。